ピルツジャパンのブログ「月刊 裏ピルツ新聞」

2017年1月18日更新ヘタらないビジネスリュック

ナイロンビジネスバッグは数多ありますが、ずっと使い続けられるものとなると、なかなかお目にかかりません。かくいう私も今までに日本製・中国製だけでなくアメリカ製などいくつも使ってきましたが、ずっと使い続けられているものは本当に限られているのが実情です。

お店で見るとかっこよく見え、ナイロンだと革製と比べて値ごろ感もあって、ついつい数だけ増えてしまいます。T○MIやA○E、ZER○(←オイ隠れてないぞ)などはデパートはもちろん免税店でも高いので、主にアウトレットで「少しだけ型遅れ」のものに手を出しては「コレジャナイ」を繰り返してきました。

ろくに仕事もできないくせに、見栄だけで使っていた、高くて重くてイタいアルミやファイバー製アタッシェケースは、ぱかっと開けた時に中身を地面にぶちまけること数知れず、見栄を張る必要も気力もなくなった今や使う理由がありません。

加えて、アラフィフの身体は長時間片手で重いバッグを支えると、たちまちあちこちが痛くなります。こうなると、もうカッコつけてる余裕はありません。

要件は次のように集約されます。

  • 基本リュック、時々バッグ(いわゆる2ウェイ、3ウェイ)
  • PC+付属品とシステム手帳が入る構造&サイズ
  • 寿命が長い(=長く使える)

そうです、この「長く使える」というのは大事です。というのは、ナイロンはとにかく「ヘタる」のが早いのです。お店で見るとしっかり自立していた「箱」だったのに、数年たつと「袋」になってしまい、出会った時のカッコよさはどこへやら。いわゆる高級品の場合、縫製はしっかりしていますが、生地はどうしてもヨレっとしてきます。男性ものカバンはデザインの流行はほとんどないので、へたらなければ長く使えるのですが、アパレル業界の方に聞くと生地の質はコストに大きく影響する割にあまり市場では評価されないので、どうしてもへたるバッグが多数を占めることになります。(高いのにへたるメーカーは、コストを販路など別のところにかけているのでしょう、きっと。)

いろいろ散財した挙句、現在最も満足しているのは「ミステリーランチ(Mystery Ranch)」というアメリカブランドの”Java”というバッグです。扱っているお店は多くありませんが、今もモンタナ州で米軍用バックパックを製造している同社の製品はとにかく丈夫で使い勝手に優れているのが特徴です。カジュアル向けはフィリピンにある自社工場で生産されています。すでに1年近く、ほぼ毎日のように使っていますが、ナイロンバッグなのに形が買ったときのまま全然へたってきません。生地も丈夫ですが、樹脂製のフレームがあちこちに内蔵されており、ベルトや持ち手など力がかかる箇所がすべてフレームで補強されています。

背面とベルトには、メッシュで覆われた肉厚で硬いパッドが入っていて荷重が分散され、肩に食い込んだりしません。背中へのフィット感も良好で、数時間背負っていても快適です。

 

PCやタブレットを収納する背面は、全面をカバーする硬めの樹脂板が入っています。この硬さと形状が絶妙で、背中へのフィット感に貢献しています。また、この板と要所のフレームが型崩れを防止する効果もあります。

 

使い勝手も抜群です。リュックは満員電車などでは手に持つことになりますが、ほとんどのリュックは手持ち用のベルトがすごく貧弱で、長時間持つと指に食い込んで痛くなるものばかりなのが悩みでした。このリュックの頂部ベルトは肉厚でとてもしっかりしているだけでなく、幅がリュック全体に及んでいるので両手で持てるのです。同じ構造と長さのベルトが両サイドにもついており、縦だけでなく横向きでもしっかりと持てます。このベルト部分にも骨組みが入っているので、荷物を入れて重くなってもゆがんだりしません。

中身は1室構造で、いわゆるオーガナイザーはついていません。縦A4サイズのバッグインバッグなどをお使いになることで、より使い易くなります。ところで、リュックで中のモノを探すのに手間取ったりしませんか?このJavaはフタが底まで開くので、モノが迷子になりません。下の写真、向かって左側がPCやタブレットを入れるスリーブで、羽根型の部分がベルクロになっていて厚さ調節ができます。

 

ベルトも体に添うよう複雑な形状になっていて、長時間背負っても痛くなりにくいです。

ミステリーランチはいわゆるビジネスバッグも作っているのですが、やはり本領発揮できるリュックのほうがおススメです。若い人がベルトを伸ばしまくって腰辺りまで下げて背負っているのを見かけますが、何といってもこれは「軍モノ」。やはりオトナらしくベルトをきちんと締めて、ビジネスという「戦場」に赴きたいですね!

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