ピルツジャパンのブログ「月刊 裏ピルツ新聞」

2017年5月24日更新香りか、臭いか、それが問題

GW明け、今年も汗ばむ季節が一気にやってきました。こうなると気にかかるのは汗臭、体臭です。私もまさに中年男で体臭・汗臭は気になるため、デオドラントスプレーは年中欠かさずつけています。最近、どうも同年代から上の世代に至るまで、中高年男性の体臭に対する認識や対策はかなりズレているのではないか?と思うことが増えました。ニオイで他人を攻撃したいという人はいませんが、他人のニオイを攻撃のように受け取る人はたくさんいて、スメルハラスメント→スメハラと呼ばれるほどです。この機会にぜひおススメの対策品をご紹介して中高年の評価をアップしたいと思います。

体臭もいろいろありますが、ここで取り上げるのはワキ汗臭とアブラ臭がメインです。ワキ汗臭について、中高年男性は全然気にしない人もいるのが正直信じられないのですが、毎日風呂に入っても、どんなに清潔にしていても、基本的にワキ汗臭は出るものだと考えたほうがよいです。体臭についても中高年特有の加齢臭(アブラ臭を含むおっさん特有の「あの」臭いですね)は、程度の差こそあれ私の経験上ほぼ全員出ていますので、対策は必須です。

※下記はいずれも筆者(川久保)個人の感想であって、効果を保証するものではありません。リンクを貼っておりませんので、もちろんアフィリエイト収入も一切ありません。

1. MXPの防臭下着

MXPは株式会社ゴールドウィンのアパレルブランド。同社が開発した消臭抗菌素材であるマキシフレッシュプラス®を用いた下着や靴下などがラインナップされています。この素材は元々、同社が長年開発してきた登山用下着の技術を応用して作られています。私は高尾山くらいしか登ったことがありませんが、何日もかけて登頂アタックする本格山岳登山ではシャワーも浴びられず頻繁に着替えもできない上、持ち歩きする荷物も軽くしなければならずたくさんは持てません。このため、保温・速乾などに加えて抗菌・防臭性能が望まれていました。

一方で、国際宇宙ステーションなどの有人宇宙計画では、飛行士は地上のように入浴したり風呂に入ることができません。着替えを頻繁にできない点も登山と同じであることから、ゴールドウィンではJAXAと共同で開発を進め、ニオイに悩まされにくい高機能素材マキシフレッシュプラス®が誕生しました。

MXPには靴下、下着、Tシャツ、スウェットなどいくつかの種類がありますが、このうちメインはやはり下着です。写真はWARM、つまり冬物の九部袖シャツですが、これからの季節向けには速乾機能を備えたファインドライという種類がおススメです。汗をかいてもさらっとしていてべとつきません。

ゴールドウィンは元々ニット製品からスタートした富山の企業であり、お家芸のニットは肌触りが柔らかいのにヘタリが少なく、長く来てもほつれができにくい逸品です。注目の消臭性能については、着用時はもちろん脱いだ後も汗臭やアブラ臭はほぼ感じられません。もっとも効果が大きいのは靴下で、脱いだ後の「あのニオイ」が全くないのです。洗濯しても効果は長く持続する上、梅雨時などでやむなく部屋干しする場合も生乾き臭が出ないところも美点です。

グレーカラーを選ぶと、白いシャツを着た際にも下着が透けて見えにくく、おススメですよ。

 

2. デオドラントスプレー(と控えめな香水)

先日あるテレビ番組で、バレーボール女子日本代表の元監督柳本晶一氏について、当時の女子チームメンバーが「香水がきつい」と不満を述べていました。それも、あれはシャ〇ルの○○番だ、とわかるほど大量につけていたようです。日本代表監督着任時、柳本氏は52歳。女子選手に色気を振りまく歳でもありませんが・・・。

番組スタッフが柳本氏に直接尋ねたところ、「私は汗っかきで、女子選手が気にするといけないので、汗臭がしないよう香水を多くつけていた」とのことでした。こう考える人は意外に多く、当社でも香水がきつい男性社員に訊くと「体臭対策」だと言う者がおりましたが、率直に言って完全に的外れ。香水は体臭対策にはなり得ません。特に、体臭が気になる程度の方が香水でそれをカバーしようとすると、体臭+香水のダブルパンチでむしろ周りの印象を悪化させます。なぜか中高年男性はムスク系のあまーい香りがことのほかお好きなようで(というか、それ以外あまりご存知ない?)、イッセ〇ミヤケやクリ〇ークなどのさっぱり柑橘系には見向きもせず、動く空港免税店状態で強烈な香りを残して歩きます。

とにもかくにも、体臭にはまず消臭・防臭で、そのためのデオドラント商品がたくさんあります。おススメなのは、資生堂のエージーデオ24。私は前作のエージープラスの頃から愛用していますが、高い消臭力に加えて優れているのは一日を通して効果が確実に持続すること。私もスゴイ汗かきで、他の製品では夕方になると汗臭の気配を感じるようになるのですが、この製品は夕方も全く衰えません。エージープラスの頃は白いシャツが茶色くなることがありましたが、エージーデオになって問題は解消、防臭効果もパワーアップした感じで、ちょっと他の製品には浮気できません。私は無香タイプを常用しますが、微香のメンズタイプもあります。

きっちり防臭した上でなら、時々オトナの香りを楽しみたいという方もいるでしょう。そんな方におススメなのが、サンタ・マリア・ノヴェッラの香水です。

正確にはOfficine Profumo-Pharmaceutica di Santa Maria Novellaといいます。元々はフィレンツェのサンタマリア教会付薬局として800年前に始まった、世界最古といわれる薬局が手がけるクラシックな香水です。サンタマリア教会の教えは「香りと癒し」が基礎になっていますので、数百年にわたって全く変わっていないレシピでハーブから作られる香水はとても軽やかでナチュラル。多少多めにつけてもエグさはまったくありませんが、あえてほんのりつけることできっと周りの方々を癒してくれるでしょう。現代的フレグランスと違い、時間が経っても香りはあまり変化しません。バリエーションはとても豊かでどれにしようか迷うくらいですが、この中でも好き嫌いがわかれにくい花系の香りでRussa=ロシアン・コロンがおススメです。つけている自分も癒されるほど繊細でやさしい香りです。私はこのほかにSandalo=サンダルウッド、つまり白檀の香りを二十年近く使っていますが、こちらはきりっとスパイシー系で、パーティなど正装したいときにおススメです。

 

人間も生き物ですから、ニオイとは一生付き合い続けることになります。悪臭は論外ですが、無味無臭な人生よりその人らしさが香るような付き合い方をしたいですね。

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