ピルツジャパンのブログ「月刊 裏ピルツ新聞」

2018年11月19日更新エリア監視と仮想スイッチを1つのセンサで! ~感圧安全マットPSENmatのご紹介~

ピルツのセンサーシリーズに新しく加わりました、新製品『PSENmat』のデモ機がピルツジャパンに届きまして、本日はそのご紹介をさせていただきます。

このPSENmatは、マット表面の人の存在を検知するために開発された圧力検出安全マットで、接触や圧力に反応する触覚センサ技術が搭載されております。特筆すべきは、細かな位置検出が可能になっているという点です。

人がこのPSENmatを踏むと、センサがその位置を即座に検知します。その速さは25ms以下ととても高速です。そのデータは、安全コントローラ( PNOZ、PNOZmulti、PSS 4000等)に転送され、それにより機械や設備が減速や停止をしたり、機械の動作スイッチになったりするという仕組みです。

この感圧安全マット1つで、「エリア監視」と「仮想スイッチ」の両方の機能を果たせるようになります。

具体的には:

エリア監視の役割では・・・ 危険エリアに人が入ったことを検知し、機械を減速または停止させます。協働ロボットとの作業では、例えば、人が近づくとロボットの速度を遅くします。

仮想スイッチの役割では・・・ マット上に工程の操作スイッチの役割を持たせることにより、例えば、人がPSENmatのとある位置に入ると、スイッチが入り、機械がその次の動作を行う、といったようなことが出来ます。

つまり、PSENmatは、危険なエリアの効果的な保護を行うだけでなく、スマートファクトリーでも重要な、個々のオペレーションのスムーズな連携も同時に実現させられるセンサーマットなのです。

その他には、保護等級IP67の防塵防水性能のため、埃や水にまみれる環境下でも大丈夫ですし、とても頑丈です。そして、EN ISO 13856-1 (=JIS B 9717-1、機械類の安全性−圧力検知保護装置)に準拠しているといった特長もあります。

 

 

ピーちゃん
ピルツの新製品か、僕も乗ってみたいな・・・。

というピーちゃんの心の声が聞こえてきた(ような気がしました)ので、せっかくですから、PちゃんにPSENmatのデモ機に乗ってもらうことにしました!

PSENmatのデモ機では、表面に敷かれているゴム製マット部分の下をお見せするため、一部ゴムマットが取り除かれております。Pちゃんにはそこに座ってもらいましょう。

デモ機の上部についているスクリーンをご欄いただくと、Pちゃんが載っている箇所だけが水色に、その他の箇所は青い色となっています。青色とは何も載っていない(圧力がかかっていない)状態時の色でして、圧力が検知されると、このデモ機ではその強さに応じて、「青」→「水色」→「黄緑」→「黄」→「オレンジ」→「赤」と色の識別が変わっていきます。

今回初めて知ったのですが、Pちゃんの体重はたったの「140g」。体重140gのPちゃんでは青色が薄くなった「水色」へと変わりました。

ちょっとPちゃんの体重が軽すぎましたので、次は、ピルツの安全扉システムPSENslock(重さ約1100g)と一緒に乗ってもらうことにしましょう。PSENslockは、磁気によるガードロックを行うセンサのため、重たいマグネットが付いています。

今度は黄色になりました。

手でぐーっとマットを押してみると、徐々に色が変わっていくのが分かりますので、PSENmatが敏感に圧力を検知していることをこのデモ機で直にご欄いただけます。

 

しかしやはり、動画の方が分かり易いですよね。こちらにドイツの展示会場で披露されたPSENmatの様子がご欄いただける動画がございます。

ピーちゃん
短い動画ですが、実際どのようにPSENmatが使われるのか、その様子をご欄ください。
位置検出の様子です

 

協働ロボットとの協働作業です

ピーちゃん
人が近づいたら、ロボットの速度が遅くなったね。

 

保護エリアへの侵入を検知します

 

次の動作へのスイッチになります

 

安全センサとの併用による安全な扉保護システムの完成です

ピーちゃん
人が近づいたことを検知したPSENmatが、機械を止めます。機械が止まったことが確認されると、安全扉システムのロックが解除される、というアプリケーションです。

 

マット上の人の位置を細かく検知できるPSENmatは、保護エリアでの安全確保、そしてスムーズなオペレーションの実現に一役も二役も買うことでしょう。PSENmatについての更に詳しい情報は、当社までお気軽にお問い合わせください。

 

記事一覧

ページの先頭へ戻る