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2022年9月13日更新CETサービス部からのお知らせ 第7回

  朝晩は涼しくなってきて外で過ごすのも少し快適な季節になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか? 第7回のCETサービス部からのお知らせを綛谷がお届けします。

 

  ここ最近は、機械や現場に対するリスクアセスメントやエンドユーザ様の安全基準への適合確認などのコンサルテイング業務や、前回ご紹介したCMSE®トレーニングなど、様々なサービスの機会をいただいています。実はうちの部は実働2人の小さなグループでして、大きなボリュームのプロジェクトを数多く取り組むのはなかなか厳しい体制ではあります。その代わり、目の前のプロジェクトを1件1件大事に取り組んで、安全な機械の出荷や安全な職場環境を目指すお客様のお力になれるよう努めています。

  私自身はお客様の現場に出向いたり、在宅でのレポート作成やオンラインで打ち合わせなどを実施している日が多いです。とはいえ拠点は関西支店ですので出勤する日もあるのですが、その際は他の社員と情報交換をしたり、たまに雑談をしたりとできています。緊急事態宣言やまん延防止が出ていた時期よりも会社に人も増えてきてコミュニケーションは徐々に取りやすくなってきていますね。

 

  家庭では子どもたちが微熱や風邪症状がでたときに、必ず休ませなければいけない状況が続いておりなかなか大変でした。子どもが出席停止でかつ私が在宅で業務をする状況もあったわけですが、その際に大いに役に立ったシステムがあります。ラズパイ(Raspberry Pi という小型PCボード)のカメラによるリビング監視+ スマートリモコンによるテレビの遠隔操作システムです。

  概要は、別室で仕事を行っている最中、リビングでテレビを見ている子どもの様子を時折スマホの画面で監視し(※ラズパイを操作したり、カメラの映像を確認できるアプリをスマホに入れています)、画面に近づいていたり他の悪さをしていたら遠隔でテレビを消す(これも遠隔操作でTVの赤外線リモコンの信号を発することができるアプリ)といった内容です。以下が運用例になります。

↓油断すると2人ともどんどんテレビに引き込まれます。部屋も散らかり放題です。。

 

↓別室のスマホからTV OFFすると…一目散に逃げ出しました。

↓TVから離れてくれればONします。もう一人は逃げ出したままですが。。

  遠隔でリビングにあるGoogle Homeのスピーカーから注意メッセージを出すことも可能ですが、打ち込む手間がかかり仕事が止まってしまうため、運用方法としてはテレビを消す方法が限界です。ただしテレビを消す時間が長すぎると別室までやってきてドアをたたいて訴えてきて仕事を止められたり、カメラの範囲外に消えたときは時折安全を目視確認しに行くことがどうしても必要になります。

  またベランダへの脱走やキッチンの危険なものへ触ることなどの危険な行動への対策は確実に行ったうえで別室で業務しているとはいえ、やはり子どもは予想を超える動きをすることがあります。こういったときにシステムに頼りすぎてしまって事故が起こることだけは避けなければいけません。システムだけでは不十分で人の関与がどうしても必要となる場面に該当するでしょう。保護者として「適切なタイミングで確実にその場に行って安全確認すること」ということになります。この場合は、「万が一誰かがミスしても致命傷や大事故にならないような状況をつくる」ことや、「人のミスの可能性を下げるために人を補助するシステムを導入する」ことなども他に考慮すべき重要事項かと思います。

  我が家の監視システムには改善の余地(例 危険区域に入るとセンサにより自動でTVが消えたり警告が鳴るような改善案) はあり、そちらはおいおいやっていきたいとは思いますが、やはり全員元気に学校・学童や保育園に行ってくれることが一番だなとつくづく感じました。大人も含めて日々の健康管理を気を付けていきたいと思います。

 

  サービスのご紹介については今回はお休みです。今までご紹介したサービスやHPの情報などで興味を持たれた内容がございましたたら、下記までお問い合わせいただければ幸いです。

お問合せ先:ピルツジャパンお問合せメールアドレス

  それでは第7回のお知らせを終わらせていただきます。次回はおそらく冬になりますので、それまで皆様寝冷えなどにお気をつけてお元気でお過ごしください。

 

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