PNOZmultiコンフィグレータ
– Version 10.12.0
バージョン10.12.0での変更点
このバージョンは、ドイツ語・英語に対応しています。
当社HPの「ダウンロード」ページより、日本語のサービスパックを入手いただくと、日本語にも対応します(新機能除く)。
最新のサービスパックは、各言語(フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語、中国語)のアップデートの準備ができ次第、ダウンロードできるようになります。今回の更新内容に対応するサービスパックのリリースは2020年8月末の予定です。
新しい機能
2つの新しいオペレーティングモード選択機能(PITreader用ファンクションブロック)の追加
● バージョン10.12.0より、2つの新しいPITreader用ファンクションブロック『MSO flex』と『MSO flex visu』が追加されました。
● これらのファンクションブロックにより、安全なアクセス許可のコンフィグレーション、そして「PITreader」を使った機能安全に対応するオペレーティングモードの選択が行えます。
ピルツのアクセス許可システム「PITreader」についての詳細は、ピルツHPのコチラのページをご覧ください。
● PL d / SIL CL 2まで適合するオペレーティングモード選択機能により、機能安全に対応するオペレーティングモードの選択が可能です。
● 安全なオペレーティングモード選択は、【押しボタン】もしくは【タッチパネル】で行えます。
押しボタンでオペレーティングモード選択を行う場合:
– オペレーティングモード選択は、従来の押しボタンもしくはピルツの「PIT oe4S Buttonbox」で行うことができます。
– PITreaderと対応するRFIDキーの組み合わせにより、選択の許可を設定します。
– PNOZmultiコンフィグレータ ソフトウェアでは、ファンクションブロック『MSO flex』を使用します。
タッチパネルでオペレーティングモード選択を行う場合:
– オペレーティングモード選択は、ピルツのタッチパネル「PMIvisu」上の押しボタンで行うことができます。
– この場合も、PITreaderとRFIDキーの組み合わせにより、選択の許可を設定します。
– PNOZmultiコンフィグレータ ソフトウェアでは、ファンクションブロック『MSO flex visu』を使用します。
最大4つのPITreaderをPNOZ m B1(PNOZmulti 2)に接続可能
● アクセス管理を行うために、ベースユニットPNOZ m B1に最大4つのPITreaderを接続できるようになりました。
● PNOZmultiコンフィグレータ ソフトウェアでは、ファンクションブロック『PITreader Access』を使って、必要なPITreader許可を設定します。
PNOZmulti 2シリーズに新しく加わったベースユニット「PNOZ m B1 Burner」に対応
● 小型安全コントローラPNOZmulti 2シリーズの、バーナー管理に特化した新しいベースユニット「PNOZ m B1 Burner(※)」がサポートされます。(※2020年7月リリース予定)
● PNOZ m B1 Burnerのコンフィグレーションには、ファンクションブロック『Burner』を使用します。
● EN 50156およびEN 298に適合する、炉の安全制御と監視を行います。
安全なオペレーティングモードの選択およびアクセス許可システムのご紹介
PNOZmultiコンフィグレータ 紹介ビデオ
PNOZmultiコンフィグレータ バージョン10.12 の紹介ビデオがピルツのHPにございます。下図をクリックいただくとページが開きます。
ソフトウェアのダウンロード方法
ダウンロード方法は、コチラをご覧ください。