2016年6月14日更新ドリカムと応援で前に進めた……初マラソン
5月最後の日曜日に、黒部名水マラソンが開催され、社員Oさんが今回初のフルマラソンに挑戦しました。
当日まで10キロしか走ったことがないと聞いていた女性社員の間では無謀、大丈夫だろうか、と心配の声が上がっていましたが、果たしてその結果は?
メルマガ編集部Sが、Oさん御自身に突撃インタビュー!いたしました。
S「Oさん、初マラソンお疲れ様でした。気になる結果はどうでしたか?」
O「4時間台という目標には届きませんでしたが、5時間8分で何とか完走できました。」
S「おめでとうございます!!初めてにしては素晴らしい結果だと思います。肉体的なダメージはどの程度ありましたか?」
O「2,3日足が使い物にならなくて、まともに歩くこともできなかったのですが、今はもう大丈夫です。」
S「そうですか。安心しました。ところで、そもそもフルマラソンに参加しようと思ったきっかけは? 社長からの圧力ですか(笑)?」
O「いいえ、もともと肉体改造のために走りたい気持ちがあったのですが、たままた走る機会が訪れたという感じです。今回のマラソンは先着順で初心者には走りやすい大会だと社長から聞いて応募しました。」
S「今回完走できた一番の理由は何だと思いますか?」
O「何と言っても周りの人たちの応援です。掛け声をかけてもらったり、見知らぬ人とハイタッチしたりして本当に励まされました。」
S「走っている途中で『もうやめよう、もう無理』と思いましたか?」
O「はい、28キロ地点でふくらはぎが重くなって止まってしまいました。」
S 「それでも走り続けられたのはどうしてですか?」
O「自分がマラソンに出ることをいろんな人が知っていたので、完走しないわけにはいかなかったという事情があります。そして、妻や子供たちにもこれまで応援されてきたので、這ってでも完走するという選択肢しかありませんでした(笑)。あとはやっぱり周りからの応援ですね。「がんばれ」、「ファイト」などの声が耳に入ってくるたび、一歩前に進むことができました。」
O「実はヘッドホンが途中から使えなくなったので音楽なしで走っていたのですが、30キロ地点でドリカムのコピーバンドの演奏が耳に入ってきました。『何度でも何度でも何度でも立ち上がり……』と言う歌詞が頭の中でぐるぐる回って、泣きそうになりました。これは自分のことだと思って頑張る勇気が湧いてきたんです。
S「プレッシャーに負けず、応援をパワーにして走り続けられたのですね。一番苦しかったのはどの地点ですか?」
O「40キロから最後にかけてです。そこから最後までは自分との戦いでした。死にもの狂いで走りました。」
S「完走した瞬間のことを教えてください。」
O「どこかから「おおたー」という声が聞こえてきてびっくりしました。前を見たら社長の姿があり、笑顔で出迎えてくれました。一生忘れられない乾杯のビールとなりました。」
S「そういえば、村上春樹さんも“マラソンは完走してビールを飲むために走っている”、みたいなことをエッセイで書いていました。達成感に浸りながら飲むビールは最高でしょうね。マラソンを走る前と後では何が変わりましたか?」
O「人の温かさに触れて、応援が走る力になりました。私も誰かを全力で応援できる人になろうと決めました。黒部は一生忘れられない土地になりそうです。」
S「素晴らしい体験になりましたね。また近々参加する予定はありますか?」
O「はい、次は10月に地元金沢マラソンに参加します。今日当選のメールが届きました!
S「よかったですね。次回はぜひ4時間台目指して頑張ってください。応援しています!」
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