ピルツジャパンのブログ「裏ピルツ新聞」

2022年4月22日更新第106回SNJ定例会のご報告

セーフティネットワークジャパンは4月22日、オンライン形式で第106回定例会を開催しました。今回は、元国際線機長であり、現場で航空界の安全の変遷を見て来られた本江彰氏(日本ヒューマンファクター研究所 ヒューマエラー研究室長)にご講演いただきました。2時間の講演で、航空界の50年の安全管理の歴史と教訓を懇切丁寧にご説明いただきました。

事故の発生確率からすると、飛行機は自動車より安全、とよく耳にしますが、多くの人が自動車より飛行機に乗る方が不安を感じます。確率は低いにしても、飛行機は墜落事故が起きてしまうとまず助からないからでしょう。過去に日本でも1985年日本航空123便墜落事故(通称、御巣鷹山墜落事故)のような重大な航空事故が発生しています。航空事故は主にパイロットの技量不足で発生しているのか?それとも他の原因で発生することが多いのか?自動化によって、飛行機は安全になったのか?御巣鷹山の事故の後、政府の取り組みに変化はあったのか?これらの疑問に本江氏が答えてくれました。

議事録と配布用資料を以下よりダウンロードできます。当日参加されなかった方も、ぜひご利用ください。

議事録↓

第106回SNJ定例会議事録

配布用資料↓

航空界における安全管理の変遷(1970年代~2020年代)_本江氏

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