セーフティネットワークジャパン(SNJ)は、来る4月19日(金）、第116回定例会をハイブリッド形式で開催します。対面の会場は日本大学、講師は本江 彰氏（日本ヒューマンファクター研究所）です。対面の参加はSNJ会員のみとさせていただきます。非会員の方もオンラインでご参加いただけます。

  1月2日、羽田空港に着陸した日本航空516便と、離陸を待機していた海上保安庁の航空機の衝突事故が発生しました。衝突した機体が激しく炎上し、海保機の乗員6名のうち、5名が死亡、機長が重症を負う痛ましい事故になりました。日本航空の乗客・乗務員が全員脱出し、負傷者が出なかったのは奇跡とも言われています。

  講師の本江市は、元日本航空国際線機長であり、長年航空界の安全の変遷を現場で見て来られました。航空事故が発生した場合、事故調査がどのように行われるのか、離陸期と着陸機の衝突の回避の可能性などについてお話いただきます。なお、今回のような事故が発生した場合、ボイスレコーダーなどのデータは原因究明のためのみに使用され、一般に公開されることはないため、講演の内容は事実ではなく、推測による考察であることをご承知おきください。

  記憶に新しいこの事故に関する専門家の意見を聞きたい方、航空安全の課題を知り、ご自身の安全活動に活かしたい方はぜひご参加ください。 

-講師紹介- 

日本ヒューマンファクター研究所

ヒューマンエラー研究室長

本江 彰 氏