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2024年11月7日更新第118回SNJ定例会のご報告

  セーフティネットワークジャパンは、10月25日(金)、日本大学にて第118回定例会をハイブリッド形式で開催しました。今回は2つの異なる分野の安全について、それぞれの分野の専門家にご講演いただきました。

  最初の講演は「AIとフォーマルメソッドを使った宇宙ステーションの異常予兆検知」と題して、講師の野本氏から惑星探査を安全に行うために必要な条件やその方法を紹介していただきました。AIやフォーマルメソッドを使うことによって、今までの技術と比べて改良される点がわかりやすく説明されました。

  次に、清水氏より、建設業における「可搬式作業台を対象とした安全・安心の定量評価に関する一考察」と題して、建設業で使用される可搬式作業台の安全性に関する研究の今までの振り返りと、最近の成果、今後の予定などをご報告いただきました。今までのリスクアセスメントに加えて、作業者のウェルビーイング(生きがいややりがい)評価を行う必要性や、それによって期待される効果も示されました。

  紹介されたこれらの技術は、今まで広く使われて来た技術に新しい要素を加えることで、安全性の向上を実現しています。他分野にも応用できるので、ぜひ資料をご覧ください。

講演と質疑応答の概要は議事録でご確認ください。

第118回定例会議事録

当日の資料(配布用)は以下よりダウンロードしていただけます。

AIとフォーマルメソッドを使った宇宙ステーションの異常予兆検知_野本氏(配布用)

可搬式作業台を対象とした安全・安心の定量評価に関する一考察_清水氏(配布用)

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