ピルツジャパンのブログ「裏ピルツ新聞」

2021年6月9日更新第103回SNJ定例会(オンライン形式)のご報告

 6月4日(金)、第103回SNJ定例会がオンライン形式で開催されました。レジリエンスエンジニアリングによる宇宙機の新しい冗長設計について、野本秀樹氏(有人宇宙システム株式会社)にご講演いただきました。地上でも宇宙でも、安全が求められるのは全く同じです。宇宙機と言うと、開発に莫大なコストがかかるのは周知の通りですが、宇宙機の開発でもやはり、コスト削減への要求が年々エスカレートしています。

 従来の冗長設計では、安全(信頼性)とコスト削減は、一方がよくなると他方が悪くなると言う、トレードオフの関係でした。しかし、レジリエンスエンジニアリングによる新しい冗長設計では、両者ともによくなると言うウィン・ウィンの関係が成り立ちます。安全にすればするほど、コストも削減できるのです!この新設計による宇宙機の実用化の計画もあるそうです。

 今回の参加者からは、「素晴らしい」、「日本がんばれ!」、「衝撃的」などの称賛の声が上がっています。ぜひ資料で詳細をご覧ください。

以下より議事録、プレゼンテーション資料をダウンロードしていただけます。

第103回SNJ定例会(オンライン形式)議事録

第103回SNJプレゼン資料_レジリエンス・エンジニアリングによる新しい冗長設計_野本

 

記事一覧

ページの先頭へ戻る