ピルツジャパンのブログ「裏ピルツ新聞」

2023年12月18日更新サンタクロースの季節

  今年もこの季節がやって来ました。もしかしたら、大人になって、あまり縁がなくなった、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもたちにとっては、待ち遠しいサンタさんがやって来る季節です。私も遥か遠い子どもの頃は、夜ドキドキして眠れなかったのを覚えています。おもちゃなどの高価なプレゼントはもらえませんでしたが、朝起きたら、枕元にお菓子の入った靴下が置いてあるかどうか、不安と期待に胸を膨らませて眠りについたものです。

  1980年代には、ユーミンの「恋人がサンタクロース」が流行りました。こんな歌詞です。

恋人がサンタクロース 本当はサンタクロース プレゼントをかかえて♪
恋人がサンタクロース 寒そうにサンタクロース 雪の街から来る♪

雪の街から背の高いサンタクロースが、プレゼントをかかえて来るなんて、ユーミンらしいドラマの1シーンのような素敵な恋の歌だな、と思ったことでした。残念ながら、当時、私のところにはそんなサンタさんは来ませんでしたが…

  最近、スターバックスに久しぶりに行ったら、レシートに「君だってサンタクロースかもしれない」と言う絵本のリンクが印刷されていました。気になって開いてみると、主人公の9歳の男の子が、パパやママや学校のともだちに素敵なことをする物語りの朗読がありました。短いストーリーの中に、大切なメッセージが含まれています。小さな思いやりや優しさが、周りの人を笑顔にし、幸せにすることに気づかされます。まだ見ていない方は、ぜひご覧になってください。

  ちなみに我が家では、息子が小さい頃は、サンタさんからレゴブロックやトミカ、プラレールと言う男の子が一度はハマるおもちゃが届きました。小学校高学年になると、ゲームやゲーム機になり、中学生以降はサンタさんからのプレゼントは届かなくなりました。小学校6年生の時、学校で「サンタクロースは本当いるのか?」と言う議論をクラスでしたそうです。「いる派」と「いない派」は半々で、息子は「いる派」で通したようです。それを私に熱弁したのは、戦略だったのかもしれません。

  そして、最近、少し早めですが、私にもサンタさんが来ました!思いがけず、息子が都内のホテルのランチビュッフェに招待してくれたのです。見たこともないようなご馳走がいっぱい並んでいて、目の前にあったオードブルを取りすぎたせいで、メイン料理がほとんどべられなくなったのは失敗でしたが、お腹も心も満たされたひと時でした。小学校の頃にもらった「肩もみ券」も嬉しかったですが、大人になった彼からのプレゼントも嬉しかったです。

  クリスマスまであと数日。みなさんはどんなクリスマスを過ごされますか。子どもでも大人でも、誰かのサンタさんになれます。聖書には「受けるよりも与える方が幸いである」と書かれています。このクリスマス、みなさんもきっと誰かのサンタさんになることでしょう。笑顔と喜びに溢れる素敵なクリスマスでありますように。

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