ピルツジャパンのブログ「月刊 裏ピルツ新聞」

2017年10月18日更新アラフィフのパワー全開、最強教員バンド

秋です。学園祭シーズンです。息子も気が付けば高3になり、今年は自宅学習だそうで、特にこれと言って見なければならない出し物や、買わなければならない模擬店の食べ物などははありませんでした。しかし、今年も私が学園祭に行く第一の目的は教員バンドのステージです。息子が中一の時、初めてこのバンドを見てから圧倒され、毎年他の何を見逃しても、これだけは見て来ました。男子校の中学、高校教師による男性5名の教員バンドです。今年は昨年に引き続きメンバーの一人が部活の遠征で参加できなかったので、新任の先生がギタリストとして助っ人で参加されていました。名前は紹介しないで欲しいというメンバーの希望により割愛させていただきますが、本当にすごいのです。

先生方のバックグラウンドは英語の先生の他、数学や国語の先生もいらっしゃいます。息子在学中にこの先生方の誰かが担任にならないかな、と期待していたのですが、結局一度も担任になっていただくことはないまま卒業することになり残念です。長く続けてこられただけに、息がぴったりで、演奏技術も高く安心して聞いていられます。もし私が高校生で、こんな先生方が同じ学校にいたら、嫌いな数学ももっと頑張れたかもしれません。

リードボーカルのA先生は長髪でギターとディレクターも兼任されており、佇まいがロッカーです。息子からの裏情報によると、CDも出したことがあるとか。私の周りの同年代らしき保護者(男性)の方はA先生の写真をアップで撮っていました。歌唱力抜群で、以前参観日に英語の授業を見せていただいたことがありますが、教え方も丁寧で、こんな先生に私も習いたかった、と思ったことをよく覚えています。もう一人のリードボーカルB先生は、いつもボクシングの試合の選手紹介みたいな独特のメンバー紹介をされるのですが、これを聞かないと教員バンドの演奏を見た気になりません。

演奏する曲はハードなものからソフトなものまで、往年のロックオンリーです。ほとんどのメンバーが50歳前後なので、70年代後半から80年代にかけてヒットした曲が中心です。同年代の私にとって懐かしい曲ばかりです。今年はホワイトスネークの”Here I Go Again”に始まり、Kissの”I Was Made for Loving You”、Bostonの”Amanda”、レインボー(知らない曲でした)などの演奏の後、リーダーのC先生から次の曲について少々長い説明がありました。

今年AsiaのボーカルJohn Wettonが亡くなり、追悼の曲を演奏しようということになったものの、曲がなかなか決まらなかったそうです。教員バンドは名前の一部に「試験に出るロック選考委員会」とあるので、各バンドの代表曲を演奏することをモットーとしているためです。C先生推薦の”Open Your Eyes”という曲はシングルカットされた訳でも、大ヒットした訳でもありません。しかしこの曲は、Asiaと言うバンドのよいところが1曲にすべて収まっているという意味で代表曲と言ってもよいだろう、ということでこの曲の演奏が決まったそうです。キーボードの前奏の後、コーラスで始まり、主旋律へと続き、長い後奏で終わります。安定した演奏で、選曲も素晴らしかったと思います。

今回最後なので、思い切って「会社のブログで紹介してもいいですか?」、と高3担任のドラマー兼リーダーのC先生にお聞きしたところ、快諾していただけました。

来年からもう見れないかと思うとさびしい、と家でぼやいていたら息子に「別に見に行けばいいじゃん!」、ときっぱり言われ、「え、見に行ってもいいの?」と口には出しませんでしたが、ちょっと嬉しくなりました。本人はOBとして来年は学園祭を見に行くそうです。私ももう保護者ではありませんが、また先生方の雄姿を見せていただきに行くかもしれません。(C.S.)

 

 

 

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