ピルツジャパンのブログ「裏ピルツ新聞」

2023年9月19日更新創立75周年ビデオ制作

  本年度ピルツのドイツ本社は創立75周年を迎えます。これを記念して、各子会社にお題が出されました。その1つが記念ビデオの撮影です。世界30ヵ国にある子会社が、各国の特徴を出しながら独自のビデオ制作を言い渡されたのです。75周年記念なので、75の文字や75回など、75に関係する内容がビデオのどこかに含まれていなければなりません。毎週くじ引きで選ばれた国が社内SNSで発表され、選ばれた国は、1週間以内にビデオを公開すると言うルールです。このお題が言い渡された時、日本では私も含め多くの社員が困惑していました。

  5月にこのプロジェクトがスタートしてから、各国がそれぞれ工夫を凝らしたビデオを作成し、社内SNSで公開しました。ボールを75回パスする(オーストラリア)、75の文字をチョコやビールで形作る(ベルギー)、自転車で地図上に75を描いて走る(中国)、社員が75の文字入りの壁画を制作する(メキシコ)など、毎週次々と動画が公開されました。新しいビデオが出てくるたびに、次は日本かもしれない、と言う不安と焦りがつのるばかり。同じアジアの中国や韓国のビデオのレベルが高かっただけに、さらにプレッシャーが増しました。

  さて、日本ではどんなビデオを撮影しようかと悩んだ末、「ゲーム」、「和食」、「人文字」をメインのコンセプトにする方向性が決まりました。日本と言えば外国人も思い浮かべるビデオゲーム「〇〇ブラザース」に我らがピルツジャパンのマスコットPちゃんを主人公として登場させ、和食や人文字で75やPILZを表現する画像を融合させたビデを制作することになったのです。さらに、他の国に倣い、日本でもオリジナルTシャツを作成し、社員が自分好みのTシャツを着て撮影に臨みました。

  大体のコンセプトが決まったところで、7月末に有志による撮影会が横浜本社で開催されました。横浜の動画は、2つの寿司桶から社員が順番に寿司を小皿に取り、最後に「75」を形どった寿司が残ると言う筋書きでした。社員が小皿に取ったお寿司はもちろん撮影後みんなで完食しました。ビールが欲しいと言う要望もありましたが、昼休みを利用しての撮影だったため、お茶で我慢してもらいました。

  その後、提出されたすべての素材を合成して編集する作業が技術サポート部のHの手によって進められました。中部支店ではすでに週末に名古屋城をバックに記念撮影会を開催しており、PILZと75を人文字で表現した素敵な写真や動画が提供されていました。ここには紹介しきれなかった有志による名シーンもあります。こだわりの編集の末、日本らしさの出たユニークなビデオが完成しました。ビデオはまだ社内でも公開されていないためお見せすることができませんが、写真を一部紹介します。

横浜本社集合写真

中部支店集合写真

  コロナ禍で人との接触が減り、社員が和気あいあいと集まって何かをする機会もしばらくなかったので、このビデオ制作は楽しかったと言う声が上がりました。みんなでやり遂げたと言う達成感も味わうことができました。

  ドイツは75周年ですが、ピルツジャパンは今年26周年。中途半端な数ではありますが、25周年イベントがコロナ禍で中止になったため、ドイツと一緒にお祝いモードです。横浜本社では9月から新入社員の入社に伴い、久しぶりの席替え、レイアウト変更も実施されました。26周年を迎えたピルツジャパンが、これからどんな風に変わっていくのか楽しみです。読者のみなさま、これからもご支援よろしくお願いいたします!

 

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